2001.3.3 朝9時20分に名神高速岐阜羽島ICにのる。薄曇りの天候だ。 約1時間で、中津川ICを下りて、最初の温泉、中津川温泉「クアリゾート湯舟沢」へ到着。 ここは、大浴場・露天風呂・サウナの温泉ゾーンの他に、水着で楽しむバーデゾーン、室内プールやスライダーのあるプールゾーンからなる。 ここのお湯は、肌がツルツルして「美人の湯」と言われるのも納得。 どら&とも、久しぶりの温泉を楽しみ、11時半に出発。 クアリゾート 湯舟沢
次は温泉ではなく、馬籠宿へ向かった。 早速、街道を探索・・・するとすぐに五平餅「白木屋」が目に入る(笑) ここの五平餅は、小判形ではなく、だんご形で、一串に3個ついている。 「どれでも好きなのを取ってください」と言われ、ちょっとおこげのついた美味しそうなのを選ぶ。 だんご形の五平餅も珍しいが、ここの「クルミ・エゴマ・醤油」のタレがとても美味しい\(~o~)/
次に、見つけたのは、お店の前で煎餅を焼いていた「煎餅堂」。 わらじ形の煎餅を醤油で味付け、ノリを巻いた煎餅で、歩きながら食べる。煎餅が冷めても固くならないのが不思議? また、煎餅にどらえもんの絵が書かれているのもあり、どら思わず買ってしまう(笑) どらえもんの煎餅
藤村の蔵書や、原稿・挿絵の原画が展示されていた。 藤村の子どものころの遊び場だった隠居所の二階には、雛人形が、飾られていた・・・そうだ、今日は桃の節句だった。 さらに、馬籠宿を歩くが、途中で引き返す。その途中で「栗きんとん」を見つけ一ケ買う。それ程甘くなくて、食べやすい。
さて、そろそろお昼を食べようということで、「坂の家」へ入る。 ここで、ざるそばと、栗おこわを食べる。ざるそばは、しっかりとしたコシがあり、栗おこわは、栗をふんだんに使ってあり、ちょっと軟らかめのもち米飯で食べやすい。 午後1時15分に、馬籠宿を後にし、妻籠宿へ向かう。途中の峠では、道の両端に雪が残っていた。 1時35分に、妻籠宿へ到着。しかし、一番遠い駐車場に車を止めてしまったようで、なかなか町並みにたどり着かず(笑) 先ほどの馬籠宿よりも、落ち着いた景観で、情緒ある町並みが残されている。 妻籠宿の町並み
まず、妻籠宿本陣を見学。最初に目に入るのが、囲炉裏・・・実際に火が入っていて、懐かしい感じがした。土間で靴を脱いで、部屋を上がり、自由に内部を見学することができる。 大名が滞在した「御上殿」の間は、座敷が一段高くなっていて興味深かった。 次に脇本陣奥谷を見学する。こちらにも囲炉裏の間があり、黒光りする柱や壁は見事である。案内人が、常駐しており、各部屋を回りながら説明してくれる。 ここにも、藤村文学の関係資料などが展示されている。 風が冷たく感じられ、顔が冷たかった。 午後2時半に妻籠宿を出発し、国道19号線に戻り、北上する。途中、木曽川の源流地が木祖村にあることを知る。(どらもともも知らなかった) 午後3時40分に奈良井宿へ到着。 ここは、昔の宿場町の面影を強く残している。 奈良井宿の町なみ さて、国道19号を戻り、再び温泉巡りを開始。次は上松付近の「桟温泉」へ行く予定で、奈良井宿へ行く途中に、看板を探していたのだが、見つからなかった。 ともが、助手席で、看板を一生懸命探すが、それらしい物は、見つからない。 だんだん焦ってきたが、赤色の橋が目に入る・・・そしてその先に、旅館らしい建物が・・・これかな?と思いながら、橋を渡ってその建物に近づいてみると 「桟温泉」の標識が・・・やった〜と、どら&とも喜ぶ。午後4時15分到着。
早速温泉へ入る。ここのお湯は、二酸化炭素泉で、赤い色をしており、タオルをうっかり浸けると、赤くなってしまうほど濃い感じがする。 内湯は、男湯と女湯に別れているが、露天風呂は、入り口が分かれているが、中で一緒になっており混浴である。 誰も入っていなかったので、とも露天風呂に入る。とても温まった。 露天風呂・・・濃い赤色している 次は寝覚の床へ向かったが、途中に、温泉の看板を見つけ、どら「行きたい」というので、19号線を離れ、4Km先の温泉へ向かった。途中山道であったが、暫く進むと、突然道路に雪が・・・ノーマルタイヤでは、これ以上無理と判断してUターン(笑) 午後5時に寝覚の床に到着。近くの喫茶「キャニオン」に車を止めて、まず寝覚の床へ向かう。下までおりていき、寝覚の床の景観を楽しんだ。
どらも、ともも知らなかったのだが、ここには、浦島太郎の伝説がある。 浦島が、竜宮城から帰ってきてみると、兄弟親族隣人、誰一人として知っている人はなく、我が家も無いので、住むことができず、この木曽路の山の中に,さまよいこんで来た。好きな釣りをしたり、龍宮の話をしたりして暮らしていたが、ある日、思いついたようにお土産にもらってきた玉手箱を開けてみたら、いっぺんに三百歳のおじいさんになってしまい、ビックリして眼がさめた。それでここを寝覚というそうだ。 この有様に驚いた村人たちは、近寄らないようになってしまったので、ここにも住むことができなくなり、その行方を消してしまったそうである。 浦島太郎旧縁跡 さて、先ほどの喫茶「キャニオン」でコーヒーを飲み、一休み。 国道19号線は、スキーの帰りの車で渋滞し始めていた。 19号線を、中津川方面へ走り出したが、次の目的地「灰沢鉱泉」は、逆の方向であることがわかり、またまたUターン。 上松駅の手前で、19号線からはずれ、地図を見ながら進むが、どうも様子が違うようで不安になる。途中のタバコ屋で道を尋ねるが、「途中でまた人に聞いてくれ」と言われてしまう。 途中まで、進み、またタバコ屋を見つけて、道を尋ねる。どんどん山道になっていき不安になったころ、「灰沢鉱泉」の案内標識があった。結構狭い山道を走り、午後6時40分に到着。山奥の旅館といった静かなたたずまいの宿。 早速、温泉に入ろうとするが・・・外来は午後3時までとのこと・・・でも、せっかくここまで来たのだからということで、入れてもらった 感謝、感謝(^^ゞ 灰沢鉱泉入り口 ここも、桟温泉と同様、赤いお湯であるが、それ程濃い感じでなく、体に気持ちいい。内湯から、露天風呂へ出ると、混浴となっている。桶を大きくした湯舟で、ともが入っていると、どらが扉から覗いたので、「誰もいないよ〜」と言って、一緒に入る。 露天風呂は、内湯と異なり、赤みをおびていないが、とても柔らかいお湯である。 どら&とも大満足のお湯で、山道を苦労して来た甲斐があった。 次は、「フォレスパ木曾・阿寺温泉 恋路の湯」へ向かう。地図には「木曾ふれあいの郷」と書いてあったので、迷ったが、なんとか午後7時半に到着。 フロントで、「午後8時までですが、いいですか」と言われたが、入るっきゃない! ここは、温泉だけでなく、パターゴルフ・インドアテニス・温水プールなども楽しめる。 午後7時50分に出発し、中津川へ向かう。 フォレスパ木曾・阿寺温泉 恋路の湯 中津川駅前に、午後9時頃に着き、駅前の駐車場に車を止め、どらの友達のあっちゃんと食事をするため、待ち合わせのお店へ行ったが、店内は満員だったので諦める。 隣の居酒屋へ行き、食事をする。暫くするとあっちゃんも来て、いろいろ話がはずみ、午前1時ちょっと前まで、お店にいた。 とても楽しい時間を過ごすことができました。(^o^) 2001.3.4 朝から激しい雨が降っていた。 午前10時半に「ローソク温泉」(正式には湯之島ラジウム鉱泉保養所)へ到着。 途中の道は、狭く道の両端の木々の枝が垂れ下がってきており、通り抜けるのに一苦労(笑) 入湯券を購入。これをみせれば当日であれば、何回も入ることができる。 薬効は、一時間くらいだから、一時間後にまた入ると効果的だそうだ。 ここの特徴は、なんといってもラジウム含有量日本一のお湯である。
内湯のみであるが、一号泉、二号泉と二つの湯舟があり、最初に二号泉へ入り、体をならしてから、一号泉へ入るそうだ。 別のところに、一号泉の飲泉場があり、飲んでみる。かすかに硫黄の匂いがし、不思議なのど越しである。 次に、蛭川村の「博石館」へ午前11時10分に到着。小降りだった雨が強くなってきた。 この「博石館」では、石をテーマにしたさまざまな施設がある。 ここの喫茶「ムウ」で一休み。 店内は、石でできた、テーブルや椅子があり、天井が高くて開放的。
ここで、ムウ店長イチオシという博石館オリジナルコーヒーと、ピラミッドカレーを頼む。それと、ここの地ビール「博石館ビール」も、忘れずに(笑)
博石館オリジナルコーヒーは、オリジナルブレンドしたこだわりコーヒーに生クリームをのせてある。それを高級感ある大理石カップででてくる。 カップは小さめで、コーヒーはとても濃いが、生クリームとマッチしていて美味しい。 ピラミッドカレーは、ライスがピラミッドの形に盛られていて珍しい。でも、このカレーは、ルーにこだわりがあるそうで、玉ねぎを丸一日、コトコト煮込み、さらに40種類以上のスパイスをブレンドしてある。とてもまろやかなカレーである。 ここには、「スーパーヴィンテージビール」という地ビールがあり、アルコール度数14.3%で、330ml 1800円だそうである。日本酒なみのアルコール度数であるが、どんな味がするのだろうか? 昨日会った、あっちゃんから教えてもらった、同じ蛭川村の「紅岩山荘」へ向かった。12時15分に到着。まだ新しい施設のようで、とても綺麗である。 ここは、温泉ではないのだが、浴槽からは、恵那峡を眼下に望むことができ、とてもよい眺めである。 紅岩山荘 12時35分に出発し、瑞浪の湯「たかさご」へ午後1時20分に到着。 まず、温泉に入るのではなく、隣にある地ビールレストラン「ビール工房&高砂麦酒」へ行き、昼食。
地ビールは「アルト」「ケルシュ」の2種類頼んだが、どちらも地ビールとしては、飲みやすい口当たりだった。 バイキングで、お腹がいっぱいになったところで、瑞浪の湯「たかさご」へ行く。 ガラス張りの大浴場は、四季折々の景観を楽しむことができ、薬湯もある。 庭園風の露天風呂も、うれしい。 施設内の大広間では、簡単な食事もでき、カラオケで楽しむ人もいた。 瑞浪の湯「たかさご」入り口 午後2時50分に、出発し、中央道の瑞浪ICに乗り、帰路へついた。 (2001.3.4 とも 記) |