2008.8.25
出発まで時間があったので、ソウルの街をみんなで散策。
午前7時40分、バスで出発し、8時15分に金浦空港へ到着。ここでチェジュ島への搭乗手続きを、金さんに行ってもらいお別れ。前回も思ったのだが、とっても韓国・日本のことを知っているガイドさんだ。 午前9時5分 大韓航空KE1213便で済州国際空港へ向かう。
途中、「お化け道路」を通る。道路に「始まり」の表示があり、そちらを見ると上り坂に感じる。バスを止めてギアをニュートラルに入れると・・・不思議なことにバスが勝手に登っていく? ここは下り坂なのだが、周囲の地形からまるで上り坂のように見えるそうです。 (ガイドの張さんが、オシッコをするとどうなるでしょうね〜と言っていました。今度来たら試してみよう!) 昼食会場に午前11時5分に到着する。ここでは4・3事件証言者、3人の方のお話を聴くことができた。 30万の島民のうち、3万人が犠牲となった4・3事件のきっかけが、前年3月1日の独立記念式典で、警察の馬によって6歳の子が蹴られたことからだというのは初めて知った。また海抜200m以上の家を全部燃やしたり、一列に並べられ一発の銃で何人撃ちぬくことができるかを競ったりしたことなど、話を聴けば聴くほど辛い思いに胸が締め付けられる。 いろいろなお話を聴いた後、一緒に昼食をした。黒豚三枚焼肉は、見た目よりもあっさりとして、サンチュに豆板醤などと一緒に食べると美味しい。 ←上の土管のようなもので煙を吸い込んでいました。
午後3時に済州抗日記念館を出発し、3時25分に済州4・3平和記念館に到着する。
ホールに入り、まず「歴史の洞窟」を通りぬけると「4・3白碑」が展示されている。この碑は、真相究明がされ、完全な名誉回復がなされる時まで、真っ白いまま展示されるそうだ。 さらに進むと、4・3事件の流れを説明するパネルや映像、芸術作品が展示されていた。また済州国際空港内の犠牲者遺骨発掘作業の様子を撮った写真も展示されていて、被害の生々しさを感じた。 午後4時30分に記念館を出発し、5時5分に「パークサザンランド」に到着する。パークサザンランドは、ペ・ヨンジュン主演の「太王四神記」のロケ地として、2007年9月に一般公開されたオープンセットである。 中に入ると・・・高句麗時代にタイムスリップしたような錯覚をしてしまうほど、宮殿や民家などがリアルに再現されている。 街並みの一角に「ヨン様のお茶」という看板を掲げるお店を見つけ、そのお茶を試飲してみる。う〜ん・・・味は、日本の笹茶に近いのかなぁ? かなり貴重な花から採るお茶だそうだ。 (自分は太王四神記はよく知らないが、それでも結構楽しめた!) 午後6時10分に「パークサザンランド」を出発して、きょうの宿泊地「チェジュ ニュークラウンホテル」に午後7時5分に到着する。 夕食は各自自由であったが、張さんに紹介してもらったレストランに行く人は、7時40分にホテルのロビーで待ち合わせた。レストランのバスが迎えに来てくれて「新雨成會館」に数分で到着する。
ここでは、海鮮チヂミ・石焼ビビンバ・プルコギを食べた。慣れたせいか、キムチがそれほど辛く感じなかった。(みなさん自由に頼んで食べました) そういえば、韓国海苔巻きやトッポッキ(韓国の餅)は、どこで食べることができるのかと張さんに尋ねたら、どちらも子どものおやつで、学校の帰り道に買って食べるので、レストランでは扱っていないとのことでした (^_^;) 夕食を食べ終わり、夜の街を散策された方もいたようです。
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