2001.4.29 朝7時前に、名古屋空港近くの駐車場へ車を預け、ワゴン車で空港入り口まで運んでもらった。 荷物を降ろして、「さて搭乗口は・・・」と、あたりを見回すと「国内線搭乗口」の表示が・・・「国際線搭乗口」じゃない!・・・間違って「国内線搭乗口」で車を降りてしまったのだ(笑) 国際線搭乗口は、もう少し先の建物で、どら&とも5分ほど歩いて、到着。 手荷物を預け、出国手続きを行い、午前8時に搭乗ロビーへ。まだ時間があるので、喫茶で、どら・アイスコーヒー、とも・コーラを飲む。
午前9時30分に名古屋空港を出発!10時には機内食が出され、どら&ともは、飲み物は迷わずビールを注文する。 「Hite」ビールで、苦味が少なく軽い感じで飲みやすい。食事は、ちらし寿司。 午前11時15分、食事を済ませて暫くすると、もう韓国「仁川国際空港」へ到着。 今年の3月末にオープンしたばかりの空港でとても広くて近代的である。 ここで、今回の旅行のお世話になるガイドの金清子さんにお会いし、早速韓国旅行の開始・・・ 仁川国際空港からソウルまでは、高速道路を使って約2時間ほどかかる。 途中、63ビルへ立ち寄り、最上階の展望台へ昇った。 63ビルは、地上60階・地下3階・高さ264mの高層ビルで、展望台からは、ソウル市街を一望することができる。 高層ビルの群れが立ち並ぶその景色にともビックリ!・・・こちらは地震の心配がないので、このような高層ビルが多いそうだ。
どらの「冷麺が食べたい」という希望で、南大門近くの「江西」という店に入る。 目の前で、食べやすいように、冷麺をはさみで切ってくれる。 牛肉・なし・きゅうり・ゆで卵が、入っていて、スープに酢・トーバンジャン・からしを入れる。 麺は細く、スープと一緒に食べる・・・あっさりとしていて、あっという間に、とも・・・たいらげてしまう(笑) 午後2時55分、独立公園に到着し、この公園内の「西大門監獄博物館」を見学した。文字通り独立運動に関わった人々を捕らえ、拷問するための建物である。独房や死刑場がそのままの様子で残されており、ガイドさんの説明を聞くにつれて、自分が知らなかった日本と韓国の歴史を知らされ、ただただ愕然とするのみであった。
建物の赤レンガには大日本帝国の「帝」のしるしが入っており、死刑場の外のポプラは大きく成長しているが、中にあるもう一本のポプラの木は、死刑囚の憎しみにより大きくなれなかったと言われている。 確かに、外と中のポプラは同じ時に植えられているのに、木の大きさ、幹の太さが全く違う。 ここで、東洋のジャンヌダルクと呼ばれた柳 寛順(ユウ ガンスン)のことを、とも初めて知った。 日本人として、とても重く胸が張りさけるような思いであったが、真実に目をそむけることがあってはならないと強く感じた。 午後4時40分に出発し、本日の泊まる「HOTEL NEW SOUL」へ向かう。途中ソウル駅前のロータリーに5月1日・お釈迦様の誕生祭ということで、大きなお釈迦様の飾りがあった。 ・・・とてもかわいい感じの風船のお釈迦様だった。
ホテルへ着き、荷物の整理を行っていたところ、部屋の電話がなり、韓国に住むどらの友人、金成洙さん・相川る里子さんからで、ビックリ! 早速、ロビーへ迎えに行き、どら久しぶりの再会に感激! 金成洙さんには、手紙でこの旅行のことは知らせたが、ソウルに来るまで連絡がとれなかった。 だから、半分以上諦めていたが、フロントから電話が入ったときは、飛び上がるほどビックリしたし・・・嬉しかった。(どら・談) どら&ともは、かねてからパソコンショップへ行って、キーボードや画面の表示を見てみたいと思っていたので、ガイドの金さんにお願いし、みんなで近くの電気街へ行く。
午後6時20分、夕食を食べるために、金さん・相川さんと一緒に「KAWANG SAN GARDEN」へ行く。 ここでは、プルコギ(すき焼風焼肉)を食べた。 たれに漬け込んだ薄切り牛肉を、たまねぎやニンニクと共に、ジンギスカン用の鍋で焼いて、それらをサンチュで包んで食べる。肉汁をスプーンですくってご飯にかけて食べるのも美味しかった。
楽しかった夕食もあっという間に過ぎ、金さんの車で南山ロープウェイまで連れて行ってもらう。 午後8時近かったが、観光客が大勢いた。約5分で山頂に着き、さらにそこから、ソウルタワーに昇った。 ソウルタワーの展望台からは、ソウルの素晴らしい夜景を眺めることができた。
午後9時40分にホテルへ戻り、まだ時間があるのでホテル内の喫茶店へ行ってみたが、すでに店は閉店していた。仕方ないので、ホテルを出て周りを少し歩いて喫茶店を探すが、どこももう閉まっており、結局諦めてホテルの部屋でいろいろ話をした。 特に金さんのハングル文字の話は興味深かった。 いろいろ話は尽きなかったが、午後11時に金さん・相川さんとお別れした。 さて、ホテル内に温泉があることがわかり、早速どら&とも行こうとするがここは男性用のみということで、どら断念(T_T) 宿泊客は半額の5000ウォンで入れる。ロッカーの鍵を受け取り早速温泉へ・・・温泉というよりは銭湯といった感じで、サウナ・水風呂・熱めの湯船・ぬるめの湯船があり、24時間入浴可である。 温泉にしては、お湯の色が緑色・・・日本で使う薬用入浴剤の色・・・だったのでガイドの金さんに聞いてみると、温泉の元を入れれば、温泉の効用があるそうだ。ちょっとこの辺は、日本の温泉と考え方が違うかなと、感じた。 韓国旅行の第一日目が終わった。 <10,000円が、103,800W(ウォン) 物価は、日本の約三分の一くらい> (韓国旅行 パート2 へ続く) |