2001.4.29〜5.1  韓国旅行−2

 2001.4.30

 朝8時にホテルのレストランで朝食を食べた。
人参粥で、人参・松の実・ナッツ・うずら卵黄身が入っており、とてもヘルシーである。・・・もちろんキムチも出てきた。
人参粥
人参粥
ウーロン茶
ウーロン茶・・・コーヒーのような色

 食後にコーヒーとウーロン茶を飲んだが、コーヒーはとても薄く(コーヒーの味がしない(笑))、
ウーロン茶は濃くてコーヒーのような色をしていた。

 午前9時にホテルを出発。タプコル公園へ向かった。

 この公園は1919年3月1日、日本帝国からの民族独立宣言をした場所であり、見学したかったのだが、今回は工事中で中に入ることができなかった(T_T)
 日本の教科書問題が問題となっており、入り口には戦争当時の写真パネルが並んでいた。
タプコル公園入り口
タプコル公園入り口
戦争当時のパネル
戦争当時のパネル

 2〜3日前に、日本人ツアーの韓国ガイドが殴られたという。
写真を撮りたいが・・・と、ガイドさんに言うと、ダメかもしれないよ・・・と言われたが、写真を撮ることができた。

 4年前、この公園に来たときは、初老の男性が、木陰に新聞紙を敷いて座っている人がたくさんいた。
私たちが、日本人ツアーだと分かると睨まれ、怖かった。
今回も、入り口の辺に、新聞を広げている人、敷いている人・・・数人いた。(どら・談)



 続いて景福宮へ行った。
ここは、外国からの観光客も多く、あちらこちらから日本語が聞こえてきた。

景福宮入り口
景福宮入り口
慶会楼
慶会楼・・・外交に使われていた
香遠亭
香遠亭

 李王朝の栄華を伝える「勤政殿」や「慶会楼」などの華やかな建物を見学し、さらに奥の「香遠亭」まで足を運んだ。この奥に、1895年に日本の暴漢によって虐殺された明成皇后の退避場所があった。ここには、ほとんど観光客の姿は無く、景福宮の中とは思えないほどの静けさだった。
 「明成皇后遇難之地」記念碑が、ぽつんと建てられており、ここにも日本侵略の重い歴史があることを知った。
「明成皇后遇難之地」記念碑
「明成皇后遇難之地」記念碑
 
南大門市場
南大門市場
午前11時10分に南大門市場へ到着。道沿いに多くの店舗が集まっており、活気に溢れている。日本人とわかるのか、片言の日本語で語りかけてきて、腕を引っ張るいささか強引な客引きに面食らう(笑)

 ここで、韓国海苔とリリアンのお土産を買う。

豚足
豚足
顔が並んでいた
顔が並んでいた
スープも美味しかった!
スープも美味しかった!
味が良く染みていた
味が良く染みていた

途中で、豚の顔が並んだお店があり、「豚足を食べたい」というどらの希望で、お店の人に頼み、料理してもらい店の中で食べる。

 豚足以外に、キムチ・唐辛子・玉ねぎ・ニンニク・スープも出してもらう。豚足は、味が染みていて柔らかくて食べやすい・・・がかなり油ぽくって、沢山食べることができなかった。

 午後12時10分、昼食のために「土俗村」でサムゲタンを食べる。
サムゲタンは、若鶏の腹にもち米・高麗人参・ナツメを詰めて長時間煮込んだもので、スープには他に、ぎんなん・栗・ねぎ・黒ごまなどが入っている。
土俗村 入り口
土俗村 入り口
サムゲタン
サムゲタン

 鶏の骨があるが、じっくり煮込んであるせいか、簡単に取れてしまう。スープ自体は、とても薄味でなんとなく物足りなくて、とも・・・塩・コショウをかけて食べる(笑)
 鶏肉・スープを残さず食べてしまった・・・美味しかった。

 食前酒で高麗人参酒がでてきたが、結構クセがあり、どら飲むことができず。

 午後1時15分に出発し、今日の宿泊地温陽へ向かう。ソウルから高速道路を利用して午後4時に
「ONYANG GRAND HOTEL」へ到着する。

ONYANG GRAND HOTEL
夕食は午後6時の予定であったので、まだ時間がありホテルの喫茶店でアイスコーヒーを飲む。やはりとても薄いコーヒーで味がしない(笑)

 いったん部屋に戻り、ホテル内の温泉に入り、アカすりを頼むことにした。温泉の入り口で2100W(宿泊客は半額)を払い中に入っていくと、アカすり担当の人がおり40000Wを渡した。
 シャワーを浴びてから、温泉に暫く入っているように言われ、とも温泉に入る。

 温泉から出て、台の上に横になると、まず頭を押さえてマッサージしてくれた。そしてアカすりの開始・・・仰向けになり、首から足の指先までのアカすりを行い、次にうつ伏せになり、同様に首から足の指先までのアカすり。

 そのあとは、全身のマッサージであるが、足のつぼを刺激されると疲れているせいか、とても痛かった(笑)
 そしてオイルを全身に塗り、またマッサージ・・・最後に石鹸で全身を洗ってもらい完了!
・・・とても気持ちよかった。昨日からかなり歩いて足が疲れていたが、足取りが軽くなった気がした。

男性と女性とは違うみたいで、女性の方は、顔にキュウリのパックをした後、全身マッサージが始まった。
顔が火照っているところに、冷たいキュウリのパックは・・・気持ちがいい!!(どら・談)



香林 入り口 約1時間のアカすりが終わって出てくると、すでにガイドの金さんがフロントで待っていてくれた。
 急いで準備し、午後6時に夕食に出かけた。約10分で「香林」へ到着。
ここでは、韓国の懐石料理ともいえる「韓定食」を食べた。




 香林 入り口





 やはり、ともは「OB」ビール、どらは清河(冷酒)を飲む(笑)
OBビール
OBビール

手前左が、どんぐりの寒天固め

 まずは、キムチ・水キムチ・ゴマ粥・どんぐりの寒天固めがでてきた。
ここのキムチは白菜の葉が厚く美味しかった。水キムチは、白菜だけではなくニラ・大根・ニンニクの芽が入っている。
牛肉・サラダ
牛肉・サラダ
チヂミ・ヘムルチヂミ(海鮮チヂミ)・チャプチェ(春雨と細切り野菜あえ)
チヂミ・ヘムルチヂミ(海鮮チヂミ)・チャプチェ

 続いては、牛肉・サラダ・フカヒレのスープがでてきた。サラダは洋からしのドレッシングだった。
 さらに、チヂミ・ヘムルチヂミ(海鮮チヂミ)・チャプチェ(春雨と細切り野菜あえ)と続く。
白身魚の刺身・豚肉・タコ
白身魚の刺身・豚肉・タコ
骨付きカルビ
骨付きカルビ
白身魚の刺身・豚肉・タコ・イカ・骨付きカルビ・牡蠣のキムチ漬け・沢ガニの醤油漬けがでてきた。

 いしもちという魚は、法事の時など特別な時に高級料理として使うもので、今回はフライで出てきた。そして名前は忘れてしまったが、エイを腐らせて乾燥し、小さく切っててんぷらにしたものも食べた。

 韓国の魚料理は、一度乾燥させてから料理をするので、生の魚を料理するのとは違い、チョット臭みがあり、食べにくい(どら・談)

 とにかく料理の品数が多くて、どら&ともお腹が満腹になる(笑)

 午後8時にホテルへ戻るが、まだ時間が早いので、8時15分再びホテルを出発し、温陽の町を探検してみることにした。
温陽の街並み
温陽の街並み
「Budweiser」ビールとアイスコーヒー

「Budweiser」ビールとアイスコーヒー

 結構人が多く、喫茶店を見つけて入る。どらは、アイスコーヒー・ともは「Budweiser」ビールを頼んだ。
なぜかポップコーンも付いてきた。
 やはりここのコーヒーもとても薄い。コーヒーが4000W、ビールが3500Wであり、ビールの方がコーヒーより安い。

 喫茶店を出て、温陽の駅を覗き、さらに町を歩き、コンビニ「ファミリーマート」を見つけて、インスタントラーメン(お土産用に、辛いラーメン)と缶ビールを購入。
 
 いろいろお店を見ながら歩いて行き、ホテルへ戻ろうとしたが、ふと気がつくとホテルの裏側にいる事がわかり、焦ってどら&とも引き返す(^^ゞ

温泉マークのついた建物が、次から次へとある・・・よくよく見たら・・・連れ込み旅館みたい。
温泉マークは、併合時代の名残だそうです。(どら・談)

 午後10時15分にホテルへ無事に戻ることができた。
 
                                            (韓国旅行 パート3 へ続く)

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