2001.4.30 朝8時にホテルのレストランで朝食を食べた。 人参粥で、人参・松の実・ナッツ・うずら卵黄身が入っており、とてもヘルシーである。・・・もちろんキムチも出てきた。
食後にコーヒーとウーロン茶を飲んだが、コーヒーはとても薄く(コーヒーの味がしない(笑))、 ウーロン茶は濃くてコーヒーのような色をしていた。 午前9時にホテルを出発。タプコル公園へ向かった。 この公園は1919年3月1日、日本帝国からの民族独立宣言をした場所であり、見学したかったのだが、今回は工事中で中に入ることができなかった(T_T) 日本の教科書問題が問題となっており、入り口には戦争当時の写真パネルが並んでいた。
2〜3日前に、日本人ツアーの韓国ガイドが殴られたという。 写真を撮りたいが・・・と、ガイドさんに言うと、ダメかもしれないよ・・・と言われたが、写真を撮ることができた。 4年前、この公園に来たときは、初老の男性が、木陰に新聞紙を敷いて座っている人がたくさんいた。 私たちが、日本人ツアーだと分かると睨まれ、怖かった。 今回も、入り口の辺に、新聞を広げている人、敷いている人・・・数人いた。(どら・談) 続いて景福宮へ行った。 ここは、外国からの観光客も多く、あちらこちらから日本語が聞こえてきた。
李王朝の栄華を伝える「勤政殿」や「慶会楼」などの華やかな建物を見学し、さらに奥の「香遠亭」まで足を運んだ。この奥に、1895年に日本の暴漢によって虐殺された明成皇后の退避場所があった。ここには、ほとんど観光客の姿は無く、景福宮の中とは思えないほどの静けさだった。 「明成皇后遇難之地」記念碑が、ぽつんと建てられており、ここにも日本侵略の重い歴史があることを知った。
ここで、韓国海苔とリリアンのお土産を買う。
途中で、豚の顔が並んだお店があり、「豚足を食べたい」というどらの希望で、お店の人に頼み、料理してもらい店の中で食べる。 豚足以外に、キムチ・唐辛子・玉ねぎ・ニンニク・スープも出してもらう。豚足は、味が染みていて柔らかくて食べやすい・・・がかなり油ぽくって、沢山食べることができなかった。 午後12時10分、昼食のために「土俗村」でサムゲタンを食べる。 サムゲタンは、若鶏の腹にもち米・高麗人参・ナツメを詰めて長時間煮込んだもので、スープには他に、ぎんなん・栗・ねぎ・黒ごまなどが入っている。
鶏の骨があるが、じっくり煮込んであるせいか、簡単に取れてしまう。スープ自体は、とても薄味でなんとなく物足りなくて、とも・・・塩・コショウをかけて食べる(笑) 鶏肉・スープを残さず食べてしまった・・・美味しかった。 食前酒で高麗人参酒がでてきたが、結構クセがあり、どら飲むことができず。 午後1時15分に出発し、今日の宿泊地温陽へ向かう。ソウルから高速道路を利用して午後4時に 「ONYANG GRAND HOTEL」へ到着する。 夕食は午後6時の予定であったので、まだ時間がありホテルの喫茶店でアイスコーヒーを飲む。やはりとても薄いコーヒーで味がしない(笑) いったん部屋に戻り、ホテル内の温泉に入り、アカすりを頼むことにした。温泉の入り口で2100W(宿泊客は半額)を払い中に入っていくと、アカすり担当の人がおり40000Wを渡した。 シャワーを浴びてから、温泉に暫く入っているように言われ、とも温泉に入る。 温泉から出て、台の上に横になると、まず頭を押さえてマッサージしてくれた。そしてアカすりの開始・・・仰向けになり、首から足の指先までのアカすりを行い、次にうつ伏せになり、同様に首から足の指先までのアカすり。 そのあとは、全身のマッサージであるが、足のつぼを刺激されると疲れているせいか、とても痛かった(笑) そしてオイルを全身に塗り、またマッサージ・・・最後に石鹸で全身を洗ってもらい完了! ・・・とても気持ちよかった。昨日からかなり歩いて足が疲れていたが、足取りが軽くなった気がした。 男性と女性とは違うみたいで、女性の方は、顔にキュウリのパックをした後、全身マッサージが始まった。 顔が火照っているところに、冷たいキュウリのパックは・・・気持ちがいい!!(どら・談) 約1時間のアカすりが終わって出てくると、すでにガイドの金さんがフロントで待っていてくれた。 急いで準備し、午後6時に夕食に出かけた。約10分で「香林」へ到着。 ここでは、韓国の懐石料理ともいえる「韓定食」を食べた。 香林 入り口 やはり、ともは「OB」ビール、どらは清河(冷酒)を飲む(笑)
まずは、キムチ・水キムチ・ゴマ粥・どんぐりの寒天固めがでてきた。 ここのキムチは白菜の葉が厚く美味しかった。水キムチは、白菜だけではなくニラ・大根・ニンニクの芽が入っている。
続いては、牛肉・サラダ・フカヒレのスープがでてきた。サラダは洋からしのドレッシングだった。 さらに、チヂミ・ヘムルチヂミ(海鮮チヂミ)・チャプチェ(春雨と細切り野菜あえ)と続く。
いしもちという魚は、法事の時など特別な時に高級料理として使うもので、今回はフライで出てきた。そして名前は忘れてしまったが、エイを腐らせて乾燥し、小さく切っててんぷらにしたものも食べた。 韓国の魚料理は、一度乾燥させてから料理をするので、生の魚を料理するのとは違い、チョット臭みがあり、食べにくい(どら・談) とにかく料理の品数が多くて、どら&ともお腹が満腹になる(笑) 午後8時にホテルへ戻るが、まだ時間が早いので、8時15分再びホテルを出発し、温陽の町を探検してみることにした。
結構人が多く、喫茶店を見つけて入る。どらは、アイスコーヒー・ともは「Budweiser」ビールを頼んだ。 なぜかポップコーンも付いてきた。 やはりここのコーヒーもとても薄い。コーヒーが4000W、ビールが3500Wであり、ビールの方がコーヒーより安い。 喫茶店を出て、温陽の駅を覗き、さらに町を歩き、コンビニ「ファミリーマート」を見つけて、インスタントラーメン(お土産用に、辛いラーメン)と缶ビールを購入。 いろいろお店を見ながら歩いて行き、ホテルへ戻ろうとしたが、ふと気がつくとホテルの裏側にいる事がわかり、焦ってどら&とも引き返す(^^ゞ 温泉マークのついた建物が、次から次へとある・・・よくよく見たら・・・連れ込み旅館みたい。 温泉マークは、併合時代の名残だそうです。(どら・談) 午後10時15分にホテルへ無事に戻ることができた。 (韓国旅行 パート3 へ続く) |