2002.1.3〜1.5 道後温泉・こんぴら参り−1
 2002.1.3

 東海地方は、記録的な大雪で、雪が降りしきるなかを出発。

ともまるの車はノーマルタイヤなので、チェーンを巻いてどらちゃんを迎えに行く。朝4時に出発したが、普段の倍以上の時間がかかり、どらちゃんは、雪かきをして家の前で待っていてくれた。

 まずは、名神高速 大垣ICをめざして走るが、雪のため時速20km程度でしか走ることができずに、午前6時50分にICに着く。
 高速も、道路に積雪があり時速30kmで走行。対向車線は、一宮ICで通行止めとなっているためか、大渋滞・・・除雪用の作業車も動けず。

 逆に、神戸へ向かう車線は、ほとんど車がないが、雪がどんどん積もっていく状態。チェーンは巻いているが、そろそろと(笑)高速道路を走る。
 米原辺りが雪が激しく降り、積雪量も多かったが、徐々に雪が少なくなり、黒丸PAで、チェーンを外す。
 京都の辺りからは、先ほどの雪がうそのように、良い天気となり快調に走ることができた。

明石海峡大橋
 神戸から神戸淡路鳴門自動車道に入り、淡路島に渡り、午前10時45分に淡路SAで休憩する。明石海峡大橋をバックに写真を撮ったが、風がとても強く寒かったので早々に車に戻る。



 明石海峡大橋




 四国に渡り、午後11時30分に鳴門ICに到着し、一旦高速を降り、今度は徳島ICから徳島自動車道に入り、さらに松山自動車道に入り、松山ICをめざす。

五志き入り口 途中、片側一車線の箇所が多かったが、たいした渋滞もなく午後1時45分に松山ICに到着する。
 当初の予定では、12時までには、松山に着きたかったのだが、雪のため2時間ほど遅れてしまった。
 午後2時に郷土料理「五志喜」で昼食。「焼きそうめん」と「鯛茶」を食べる。



五志喜入り口







焼きそうめん
焼きそうめん
鯛茶
鯛茶

 焼きそうめんは、そうめんに、エビ・イカ・野菜などが入って炒めてあり、さっぱりした味で、とものお気に入り。
 鯛茶は、鯛のさしみをたれにつけて、ご飯の上にのせ、熱いだし汁をかけて食べる。こちらもあっさりとしている。

 お腹も膨れ、チェックインするために、いったんホテルへ向かう。
実は、松山のメル友メリッサさんに会うために、出発前に連絡をしていてのだが、雪で到着が遅れてしまったため、ホテルで待ち合わせることにした。

 午後3時にメリッサさんとホテルのロビーで会う。いろいろお話ししたかったが、この後松山城、道後温泉へ行く予定で、時間があまりないので、車で松山城のロープウェイ乗り場まで送ってもらった。
 メリッサさんには、事前に松山の観光案内パンフレットを送ってもらい、大変お世話になりました。

松山城 松山城までは、リフトで登ったが、途中ともまるが、足をぶらぶらさせたら「リフトを揺らさないでください」という放送で注意されてしまった(笑)

 松山城では、とても風が強かったが、松山市内を一望することができる。





松山城





ここ松山では、毘沙門狸・お袖狸・六角堂狸のいわれがあり、お土産屋さんで、いろいろな狸の置物を見つけ、早速写真を撮る。(毘沙門狸・お袖狸の写真の上でマウスをクリックしてください)

伊予狸
伊予狸
毘沙門狸
毘沙門狸
お袖狸
お袖狸

 下りは、ゴンドラに乗り、降りていった・・・行きのリフトは寒かった〜。

一六本舗
一六本舗
タルト

タルト

午後4時過ぎに、松山の銘菓「タルト」を買うために、一六本舗へ立ち寄る。


続いて道後温泉に行くために、市電にのり「道後温泉」駅まで行く。駅に着くと5時近くで、駅前のからくり時計を見るために、多くの人が集まっていた。

道後温泉駅
道後温泉駅
カラクリ時計
カラクリ時計
(通常時)

カラクリ時計

 5時になると、からくり時計が動き出し、オリジナル音楽に合わせて時計がせり上がって、坊ちゃんやマドンナなど小説「坊ちゃん」のキャラクターが登場し、いろいろなからくりを見ることができた。

道後温泉
 午後5時10分に「道後温泉」に到着。ここは、いろいろなコースがあるが、霊の湯(たまのゆ)二階席のコースにする。
 休憩所の大広間へ案内され、浴衣に着替える。まず霊の湯へ入る。石の浴槽には、かけ流しのお湯があふれ、とても気持ちよいお湯である。引き続き神の湯(かみのゆ)に入る。先ほどの霊の湯よりも若干ぬるめのお湯であり、ゆっくり浸かる。

 お湯を楽しんだ後は、大広間に戻り、お茶・お菓子・みかんを食べて一休み。

道後温泉 入り口




ここで「又神殿(ゆうしんでん)」(皇族専用の浴室)と、「坊ちゃんの間」が見学できることを知る。早速観覧券を購入し、まず「又神殿」を見学する。入浴はできないが、石でできたちょっと深めの浴槽・・・昭和天皇が入浴された時は、石の浴槽が冷たいので、その中に檜の板を列べたそうである・・・は、一見の価値ありである。

坊ちゃんの間
  「坊ちゃんの間」は、本館三階の個室が並んでいる棟の一番奥の部屋で、夏目漱石の娘婿の命名で、漱石を偲んで作られた部屋である。
 




坊ちゃんの間






夕食を、近くの「にきたつ庵」で食べるために(メリッサさんの紹介)、道後商店街のお土産屋さんをいろいろ覗きながら歩いて向かう。
 
もち焼きせんべい
途中、「もち焼きせんべい」を見つけて食べる。見た目は、焼き鳥のように見えるのであるが、食べてみると柔らかいお煎餅で、不思議な食感である。

 あたりは暗くなってきて、寒くなってきて、やっと「にきたつ庵」に到着・・・しかし正月休み・・・ガーン!

 
もち焼きせんべい






椿の湯入り口体が冷えてしまったので、道後温泉のすぐ隣の「椿の湯」(別館)に入ることにして、また商店街を戻る。途中で「道後ビール」を見つけたので早速購入(笑)

 椿の湯も、泉質的には、道後温泉と同じであるが、地元の人の利用が多いようだ。

椿の湯入り口



 温泉で再び暖まり、とにかく夕食ということで、タクシーにのり、瀬戸内料理「仁平」へ向かう。ここは以前、どらちゃんが松山へ来たときに寄ったお店であるが、場所をはっきり覚えていなかったので、付近降ろしてもらい、お店へ電話をかけて到着。

 ここでは、ともまるはビール、どらちゃんは冷酒を飲み、お刺身・天ぷらなどを食べる。最後にカウンターに置いてあった「西条柿」を一つ剥いてもらい食べたが、渋が抜けた、とても甘い柿だった。

 まだ、お腹が空いていたので、歩いてうどん「大黒屋」へ行く。

梅みぞれあんかけ

梅みぞれあんかけ
おたんこ茄子

おたんこ茄子
じゃこ天ぷら


じゃこ天ぷら
大黒うどん
大黒うどん


たい五目釜飯

ここでは、たい五目釜飯・大黒うどん・じゃこ天ぷら・おたんこ茄子・梅みぞれあんかけを食べた。たい五目釜飯は、鯛が入った五目釜飯で、ご飯が美味しかった。大黒うどんは、ネギがたっぷりで、いろいろな具が入ったうどんで、ダシが何ともいえないバランス。じゃこ天ぷらは、ともまるは初めて食べたが、そんなにくどい味ではなくビールに合う(笑)
 おたんこ茄子は、その名前に笑ってしまったが、茄子に山芋・鰹節・ネギ・ごまをかけてあり、これが意外と美味しかった。梅みぞれあんかけは、茄子の天ぷらに大根おろしと梅肉のあんかけである。

 お腹もいっぱいになり、午後10時頃にホテルへ戻る。それほど遠くないのであるが、寒いのでタクシーで帰った(笑)

 ホテルに戻ると、どらちゃんは、明日のコースを検討するために雑誌を読んでいたが、早起きと、歩いた疲れのせいか、いつの間にか眠っていた。

 午後11時半頃に、松山に住むHPの知り合い、とまりさんから電話があり、明日の朝、会えることになった。

 本日のコース
大垣IC---(名神高速自動車道---(中国自動車道)---(山陽自動車道)---神戸西IC---(神戸淡路鳴門自動車道)---鳴門IC---徳島IC---(徳島自動車道)---(高知自動車道)---(松山自動車道)---松山IC---五志喜---松山城---一六本舗---道後温泉---椿の湯---瀬戸内料理 仁平---うどん 大黒屋
           (道後温泉・こんぴら参り−2へ続く)

                          (2002.1.3 とも 記)

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