2002.3.23 朝8時20分に出発し、まず館林の茂林寺の枝垂桜を見に行く。途中桜が満開の通りを見つけ、思わず車をUターンさせて写真を撮る(笑) 桜並木(群馬大泉町 仙石) 午前9時30分に茂林寺に到着。境内の桜はまさに満開であり、写真を撮っている人が大勢いた。枝垂桜は、毎年3月25日ごろが見頃と聞いていたのだが、今年は暖かい日が続いたせいか、開花が早かったようで、もう散り始めていた。 茂林寺境内の桜
桜と茂林寺のタヌキの写真を撮って、東北自動車道・館林ICに乗る。 高速は、多少交通量が多かったが、順調に走ることができた。途中、宇都宮あたりから激しい雨が降り始めたが西那須野塩原ICを降りるころには、雨がやんだ。このICからすぐ近くの「大鷹の湯」へ午前11時に到着する。宇都宮あたりまでは、桜が満開であったが、那須塩原は、まだつぼみが固い状態であった。
ここの温泉は、めずらしい腐葉土泉で、薄黄色のかけ流しである。やはり温泉は、かけ流しが一番。ちょっとぬるめのお湯で久しぶりの温泉を楽しんだ。 上のほうに「鷹見の湯」があり、そちらにも入ろうとしたのであるが、掃除中で断念。 11時30分に出発し、そろそろお昼ということで、塩原温泉郷の和食処「延四郎(のぶしろう)」へ向かい12時に到着する。
ここのお勧め「天ざるそば」を食べる。その前に白菜漬けをサービスしてくれた。 そばは太めでコシが強く、大根、サツマイモ、ニンジン、セリ、フキノトウ、マイタケの天ぷらがとても美味しかった。 12時45分に出発し、「湯守田中屋」へ向かう。このあたりから、周りの山の雪が強風で舞ってきた。午後1時に到着し、早速ここの露天風呂へ向かった。露天風呂は、渓流沿いで約300段の階段を下りる。ここは3つの混浴と、1つの女性専用のお風呂があり、誰もいなかったので、どらちゃんと混浴露天に入ろうとしたが、ちょうどその時、男性の入浴客が来たので、急遽どらちゃんは、女性専用風呂に入った。 目の前に川の流れを見ながら入る露天風呂は、最高である!
ちょっとぬる目のお湯だったので、長い階段を上っていく間に湯冷めしてしまうのではないかと心配したが、急な階段なので体が熱くなり、車へ着いた時には大汗をかいていた(笑) ちょっと体を冷やすために、「もみじ谷大吊橋」へ行く。この橋は、320mの長さで、橋桁のない無補剛桁歩道吊橋としては、日本一の長さを誇る。 塩原ダム湖をまたぐように、かけられていて、下を見ると湖面が見え、おりからの強風の揺れもあり、ちょっと怖かった・・・ 無事に吊橋から生還し(笑)、「森林の駅レストラン」でコーヒーを飲み一息つく。 駐車場で、たまたま周遊バスを見つけ、ともまる写真をパチリ!
もう一つの吊橋、「回顧(みかえり)の吊橋」へも立ち寄った。こちらの橋へは、駐車場からコースの短い急坂なコース(130m)と、距離が長いゆるやかなコース(300m)があり、迷ったが急坂なコースを歩いて行った。 先ほどの「もみじ谷大吊橋」のような大きくて長い吊橋ではない(全長100m)が、こちらの方が吊橋といった感じがする。塩原を去る旅人がその美しい景観に思わず振り返ることからこの名がついたとそうである。 回顧(みかえり)の吊橋 午後2時40分に出発し、本日の宿泊地「明賀屋本館」に午後3時に到着する。ここは混浴露天風呂があり、旅館も有名だったので選んだ。 一息し、浴衣に着替えて早速、露天風呂へ直行! 明賀屋本館入り口
露天風呂へは、急な長い階段を下りていく。男女別の更衣室があり、浴衣を脱いで露天風呂へ・・・ 露天風呂は4つあり、どのお風呂も目の前を流れる鹿股川に手が届きそうなくらいである。湯船ごとに微妙に温度が異なるが、お湯はうすい白色でとても気持ちがよい。 ちょうど他に誰も入っていなかったので、どら&とも・・・4つの露天風呂に順番に入り堪能する。 露天風呂を楽しみ、再び長い階段を上っていくと、途中の扉から出てくる人がいて、貸切露天風呂があることを知る。これは早速入らなくては・・・とフロントへ行き、申し込みをしたが、前に3組の予約が入っていたので、順番がきたら連絡をもらうことにして、いったん部屋に戻る。 4時過ぎに部屋に戻り、ともまるは旅行記を書き始める。どらちゃんは、湯疲れからか寝てしまう(笑) 5時過ぎにやっと、順番がきたと連絡があり、さっそくフロントへ行き、鍵を受け取って貸切露天風呂へ行く。2つの露天風呂があり、奥のほうのお風呂へ入る。先ほどの混浴露天風呂より、小さい湯船であるが、川を見下ろすことができ景色は抜群。 前に入った人が、水を入れたままにしてあったので、何でかなと思い水を止めたら、湧き出してくる温泉が思いのほか熱く、あわてて水を入れる。 こちらもとても気持ちよいお湯で、色はほとんど無色であった。外の風は冷たかったが温泉でほてった体には心地よい。 貸切露天風呂 5時30分過ぎに部屋に戻る。 6時に食事を食べる。食事はお膳で部屋まで運んでくれる。お膳で食べるのは、どら&とも初めてである。 食事は、岩魚にホウバ味噌を入れた唐揚げ、ボタン鍋、お刺身、山菜などであった。とも・・・ビール、どらちゃん・・・冷酒を飲みながらゆっくり食事する。 お腹も膨れて休憩し、再び露天風呂へ向かう。途中の長い階段では、舞った雪が屋根に積もりうっすらと雪化粧をしていた。 風はさすがに冷たくなってきていたが、露天風呂でいろいろ話をしながらゆっくり入る。夜空を眺めながら入る露天風呂もこれまた最高! (露天風呂の一つに、洞窟風呂になっているところがあり、そこには女性は入りやすい。男性たちは、近くの湯槽に入り、そこまで来ないので・・・ほんと!見知らぬ男性が入ってきても、ゆ〜っくり露天風呂を堪能する事ができました。どら談) 露天風呂を出て、長い階段を上る途中で椅子があり、ひと休み(笑)さすがに上りは疲れる。 その後大浴場(内風呂)へ入り体を洗い、部屋に戻る。 どらちゃんは、そのままダウン・・・ 那須塩原の温泉は、どこも期待を裏切るところはなく、お勧めの温泉郷である。
(2002.3.24 とも 記) |