2002.7.31 午前8時にホテルのレストランへ行き、バイキングの朝食を食べる。 午前9時5分に、ホテルを出発し最初の目的地、「石窟庵」へ向かい、9時40分に到着。 約3kmの道のりを歩き、お釈迦様のある本堂へ。この石窟は、人工的に作られたものであり、中には花崗岩を丸彫にした高さ約3mのお釈迦様は、とても優しい表情をしており、唇がわずかに朱色をしている。 唇の朱は、この石を彫っていると、偶然に唇のところが朱色の石だった・・・と、前に来たときに、ガイドに聞いた。実は、どらはこの石窟庵に来るのは2回目で、もう一度このお釈迦様の顔を見たい!!と思っていた。 ガラス越しにしか、見ることができないが、四方の壁には、十一面観音や、金剛力士、四天王などのレリーフがある。 この石窟庵は、日本が統治していたころに発見され、日本へ移設しようとしたが、その規模の大きさに、途中であきらめ、元に戻そうとしたが、石が余ってしまい、その余った石が道端に展示されていた。 復元しようとして余ってしまった石 10時40分に石窟庵を出発して、仏国寺に午前11時に到着する。 仏国寺は、6世紀前半に創設されたが、李朝時代に豊臣秀吉軍に全山を焼かれてしまい、石塔以外の全ての木造建築物は焼失してしまった。現在あるのは縮小再建された姿である。 石組みの階段、蓮華橋・七宝橋(国宝22号)と青雲橋(国宝23号)の先にある紫霞門から先は、仏の世界に入る。大雄殿の前庭には、男性的な釈迦塔(国宝21号)と、華麗な多宝塔(国宝20号)が並び立ち、素晴らしい造形美を示している。
極楽殿や毘盧殿には、阿弥陀如来仏座像や毘盧舎那仏座像(国宝26号)など、いろいろな金銅仏が存在する。 とてもよい天気で、気温が上がり、どら&とも・・・帽子をかぶり、ペットボトルの水飲みながらの見学である(笑) 午後12時15分に仏国寺を出発し、お昼に石焼ビビンバを食べに行く。12時40分に到着する。ここで、ともはビールを頼んだのであるが、昨日と違った「OB LIGHTビール」で、ちょっと日本の地ビールのような味がした。 石焼ビビンバは、日本でも食べたことがあるが、本場の石焼ビビンバは美味しい(*^^)v お土産コーナーで、どらは、携帯のスクラップを買う。店員に「うなぎの革の財布」を勧められ、ガイドからも、「これは使いやすい、私も使っているよ」と見せてもらって、どら&ともの財布を買った(どら 談) 石焼ビビンバとOB LIGHTビール 午後1時半に出発し、(大陵公園)古墳公園へ向かった。こちらは15万uの敷地に23基もの古墳が密集している。 敷地内のいろいろな古墳を眺めながら、歩いたが、本当に暑くて再び大汗をかきながら歩く。せみの鳴き声が賑やかで、余計に暑さを感じさせる。 なかでも、天馬塚は、内部を見学することができ、古墳の構造が良くわかる。 古墳の中は、空調も効いてないのにとてもひんやりとして涼しかった。 再び、暑い中を歩き、駐車場まで戻ってきた。
駐車場内のお土産屋さんで、アイスキャンディを食べて、ひと休みする。暑い中で食べるアイスは格別の味だった。また黄南パンというあんパンも食べる。食べてみるとパンというよりか、越しあんの入ったパイという感じのお菓子だった。 次は、「国立慶州博物館」へ移動し、午後3時に到着する。 ここには先ほど訪れた「天馬塚」から出土した黄金の冠や宝剣などが展示されている。また聖徳大王神鐘(別名エミレー鐘)は、とても大きな鐘であり、日本の鐘との違いが良くわかる。 ここの野外展示場には、朝鮮王朝時代の廃仏政策により破損され首のない仏像が置かれておりちょっと異様な感じがした。
午後4時に雁鴨池に行き、入り口で写真を撮って移動する。 これからホテルへ戻るのであるが、珈琲を飲んで休憩しようということになり、途中の喫茶「The Mountainous Flower」へ行く。 ちょっと変わった作りの建物であった。ここでアイス珈琲と、ガイドさんのお奨めの「パッピンス」(かき氷)を頼んだ。アイス珈琲は、やはり薄かったが、少しは珈琲の味がした。
パッピンスは、かき氷の上に、クリーム・バナナ・小豆・白玉・すいか・フレークなどが入っており、美味しかった。 午後5時にホテルへ戻り、シャワーで汗を流してひと休みする。 午後6時に夕食に出かける。今回はカルビ焼肉を食べに行った。お店には6時15分に着いた。 こちらの焼肉は、肉のかたまりをハサミで切って、小さくして網にのせて焼く。
焼けた肉に、にんにく、ねぎなどをサンチュで包んで食べる。このカルビはとても美味しかった。ともまる、キムチと焼肉でご飯を食べる。 どらちゃんは、冷麺が食べたかったようで、注文する。以前ソウルで食べた冷麺とはコシが違い、食べやすいような気がした。もともとこのお店は、日本人客が多いようで、店内のメニューも日本語でも書かれており、店員も日本語がペラペラであった。 どら&とも大満足して、夕食を終え、午後7時半に戻ってきた。 今日は、前の温泉に行かないで、このホテルも温泉の湯だから、ゆ〜っくりお湯を楽しんだ(どら 談) ホテルへ戻り、フロントにインターネットができるかどうか聞いたところ、ロビーにあるビジネスルームであればできることがわかり、どら&とも早速出かけてみる。 ルーム内には2台のパソコンがあり、しばらく待っていたら、パソコンが空いたので、さっそく使用してみた。 試しに「どら&とも温泉巡り」のHPを開いてみると・・・開いた! 早速掲示板・画像掲示板の返事を書こうと思った・・しかし日本語入力にする方法がわからなかったために泣く泣く諦め、どら&ともの掲示板と画像掲示板に、「Kankokukara desu!!」とカキコだけした。
(2002.7.31 とも 記) |