2006.5.1 昨夜は早く寝たため、午前4時に目が覚めてしまう。4時半にまた露天風呂に入りに行く。周りはもやがかかっており、幻想的な景色であった。(東北地方の朝は、早くから明るかった・・・どら談) 朝早かったので、誰もいないと思っていたが、何人か温泉に入っている人がいた。やはり、テレビも無い部屋で早く寝てしまって、早くに目が覚めた人たちだろう。。。 ところで、孫六温泉には川沿いにうたせ湯があるのだが、どうみても見つからなかったので聞いてみたところ、まだ準備ができていないそうだ。 どら&ともで、5時半過ぎまでゆ〜っくり温泉につかっていた。ともまるは、部屋に戻りひと寝入(笑)
7時半に宿を出て、荷物を持って駐車場へ歩いて向かう。今度は山を登っていくので、どら&とも途中休憩しながら、10分かけて到着する。
8時40分に、「かたくり群生の郷」の受付に到着。ここでは、車で群生地まで行くことができる。カタクリの群生は初めて見たが、可愛いお花がたくさん咲いていて見事だった。カタクリの花以外にも、キクザキイチゲ、フキの花が咲いていた。
9時40分に角館の公営駐車場に車を止める。ここからは歩いて角館の街を散策する。 角館は、みちのくの小京都と称されるだけあり、町内には数多くの武家屋敷が現存し、風情ある町並みである。まだ早い時間ではあったが、多くの観光客で賑わっていた。
町並みを散策しながら、最初に「後藤福進堂武家屋敷店」に入る。ここで、金柑まんじゅう、つつみ桜、コーヒーぜんざいを頼んだ。
金柑まんじゅうは、金柑一つ丸ごとお饅頭の中に入っている。つつみ桜は、ちょっと変わった形である。コーヒーぜんざいは、ぜんざいがそれほど甘くなくって、コーヒーとよく合う。
武家屋敷通りに戻り、今度は桧木内川堤の桜並木を見学にいく。こちらは、2Kmにわたり、ソメイヨシノが満開でみごとだった。多くの観光バスも来ていた。 途中でお土産屋を見つけ、どらちゃんが「生もろこし・もろこしあん詰め合せ」を買う。ともまるは、地ビール「角館麦酒(3本セット)」を買った。
地ビールやお土産を買って荷物が重たくなったので、一旦車に戻り荷物を置いてくることに決める。その途中で、和楽器を演奏する一団(パレード?)に出会う。
11時40分に「角館しちべえ」を出て、駐車場に向かう。今度は一本裏道を歩き、途中で花の色の濃い桜を見つけて写真を撮る。 12時過ぎに角館を出発し、秋田自動車道大曲ICに12時48分に入る。ここから北上西ICで降りて、今度は花巻南温泉郷「大沢温泉」に13時50分に到着する。 大沢温泉は、「山水閣と菊水館と自炊部」の建物から成り、日帰り入浴として、混浴の大露天風呂「大沢の湯」(自炊部)、 内湯「薬師の湯」(自炊部)、木造風呂「南部の湯」(菊水館)、半露天風呂「豊沢の湯」(山水閣)の4つの温泉に入ることができる。 まずは、川岸の混浴大露天風呂「大沢の湯」へ向かう。豊沢川をすぐ目の前にし、入る露天風呂は気持ちがよい。お湯は、無色透明で、かすかな硫黄の臭いがする。お湯に入ると肌がすべすべする感じがする。
「大沢の湯」の次は、いったん橋を渡り、菊水館の木造風呂「南部の湯」に入る。こちらは木でできた湯船で、川をはさんでちょうど「大沢の湯」の対岸に位置する。 再び橋を渡って自炊部へ戻り、内湯「薬師の湯」に入る。 最後は山水閣の半露天風呂「豊沢の湯」へ。ここは、屋根があり半露天風呂なのであるが、川を見下ろすことができ風情たっぷりである。 14時44分に大沢温泉の温泉巡りを完了し、次は同じ花巻南温泉郷の「鉛温泉 藤三旅館」へ向かい約10分で到着する。 この藤三旅館の「白猿の湯」は、深さが125cmあり、立ったまま入浴するユニークな混浴岩風呂である。入浴券には「日本一深い天然の岩風呂」と書かれていた。 早速、どら&ともで白猿の湯に入ってみる。ともまる・・・なるほど深いお湯だなと思い入っていると、どらちゃんに「もっと深いよ〜」と言われる。よく見てみると、ともまるは湯船への階段の途中で、立っていたようだった(笑)。 改めて、立って湯船につかる。内湯ではあるが、3階の高い吹き抜けとなっていて開放感がある。 ここのお湯は、先ほどの大沢温泉のようなすべすべ感は無いが、気持ちよいお湯である。 次は「桂の湯」に入る。
15時20分に藤三旅館を出発し、わんこそばを食べるために、花巻市内へ向かった。 まだ時間が早かったので「宮沢賢治記念館」に立ち寄る。16時に到着する。 宮沢賢治は童話作家のイメージしかなかったが、いろいろな科学や芸術も手がけていたことを初めて知った。 ひととおり見学した後は、館内のカフェで、アイスコーヒーと桜アイスで一休み。
16時40分に「宮沢賢治記念館」を出発し、わんこそば「嘉司屋」に17時に到着する。 今、有名になっている「わんこそば全日本大会」は、この「嘉司屋」で昭和34年に創められたそうだ。 まず、薬味が出される。海苔・ねぎ・鰹節・もみじおろしの他に、イカの塩辛・マグロの醤油漬け・いくら・なめこの大根おろしなど変わったものもあった。
まず最初の一杯は、薬味も入れずそばそのものを味わう。わんこそばというと冷たいそばのイメージがあったが、温かいおそばであった。 さぁ〜二杯目からは、薬味を入れてわんこそばにチャレンジ! ともまるは、イカの塩辛が好きなので最初に薬味として食べた。 「嘉司屋」のわんこそばは、お客の食べるペースにあわせておそばを湯がくので、ゆっくりとおいしいおそばを味わうことができる。 ちなみに、わんこそば7杯は普通のおそば一杯分になるそうです。また「わんこそば全日本大会」では、さらにわんこそば一杯分のそばの量が1/3になり、これを5分間で何杯食べることができるかを競うそうです。ちなみに今年の優勝者は男性で241杯食べたそうです。・・・すごい(@_@。
今回の北東北の温泉は、いずれもとても気持ちのよいお湯で、どら&とも大満足でした。また、景色は冬景色だったが、桜やミズバショウ・カタクリなどの花を見ることができた。また、その土地の美味しいもの・地ビールも楽しむことができた。 これで東日本(本州)の都道府県の温泉巡りは完了!
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