2006.4.30
8時6分に、最初の目的地「弘前公園」へ向けて出発する。弘前公園の桜を見たかったのだ。(情報によるとまだ一分咲きとのことだった) 途中で自生している水芭蕉を見つけ、車を止めて写真を撮る。
さらに車を進めると、「カタクリの花の群生地」の見学コースの案内の看板を見つけ立ち寄る。9時に連絡バスに乗り、カタクリの花の群生地へ行き、再びバスで戻ってくる見学コースである。 チケット売り場へ行き、バスのチケットの申し込みをしたところ、今年は雪が多くて(まだ50センチくらい積もっている)、カタクリの花が咲いていないので、見学コースは行われていないとのことだった。 そこでコーヒーを飲み、店先の黄花カタクリの花の写真を撮り、再び弘前公園へ向かう。 9時30分に、弘前公園に到着する。まだ朝早いがすでに、桜を見る人で、賑わっていた。 外堀の桜は、まだ一分咲きであったが、つぼみが赤く膨らんでいた。いつも見慣れている桜と比べると、花が小さくて、色が少し濃いようである。
弘前城天守の近くの枝垂れ桜は、他の桜と比べて少し花の開花が早く、多くの人がそこに集まり写真を撮っていた。 本丸の桜は、ほとんどが枝垂れ桜みたいだ。
追手門のところの桜、1時間前より多く咲き始めていた(この日は、とっても暖かい日だった) 10時40分に駐車場を出発し、次の目的地盛岡へ向かう。 ガソリンがなくなったので、すぐ近くのスタンドで給油。 11時13分に大鰐弘前ICに入り、順調に走ることができた。盛岡ICで降り、12時13分に盛岡駅前の駐車場に車を止め、ここから歩いてじゃじゃ麺のお店「HoTJaJa」へ行く。
盛岡じゃじゃ麺と、焼きギョーザ、揚げギョーザ・タコキムチと、ここで見つけた盛岡の地ビール「ベアレン クラシック」を頼んだ。
ギョーザは、どちらもパリパリしており、香ばしい。タコキムチは辛さの中に甘みがあった。韓国で食べたじゃじゃ麺は、四川料理(中華)で中華麺だったが、盛岡のじゃじゃ麺はうどんでした。(盛岡のじゃじゃ麺は、中国料理からきたものだそうです) じゃじゃ麺を食べた後は、器に生卵を割って落とし、チータンタン(玉子スープ)にしてもらう。これも美味しかった。 ここからは、どらちゃんが運転・・・盛岡を出発し、次の目的地「田沢湖」へ向けて走り14時50分に「たつこ像」に到着する。 ここでたつこ像の写真を撮り、戻ろうとした時に、お土産屋で、地ビール「田沢湖ビール」を売っていることに気がつき、 地ビール6本セットを買った。
ここから、今日の宿泊地乳頭温泉郷「孫六温泉」へ向けて走る。 走り始めてすぐに、「大沢ミズバショウ園地」の看板を見つけ、立ち寄る。今回は水芭蕉をよく見るなぁ〜(爆) 決して広くはないが、綺麗な流水の中に、沢山の水芭蕉が咲いていた。他に誰も来ていなかったが、一見の価値ありだった。 15時20分に、田沢湖の「たつこ茶屋」に着く。ここでは「みそたんぽ」を食べてみたかったのだ。炭火でゆっくり焼いたみそたんぽは、あまみそがマッチし、香ばしかった。(岐阜・恵那地方の五平餅を丸くしたような感じで、味噌もよく似ていた・・・どら談)
15時40分、孫六温泉に向かって走り出す。車はどんどん、山道を登っていき周りの道の雪の壁がどんどん高くなっていく。 乳頭温泉郷に入り、さらに孫六温泉へは山道を登っていく。雪の壁が3メートルくらいになったところに駐車場があり、そこに車を置き歩いて孫六温泉へ向かう。雪の壁の道を暫く歩き、橋を渡った先に孫六温泉を発見! 16時半に、孫六温泉に到着する。
ここは、部屋にテレビも電気(コンセント)もない、まさに秘湯の旅館である。 コンセントが無いので、携帯電話も充電できない・・・、パソコンも使えな〜い(旅行記が、書けな〜い) 夕食は、17時半からなので、早速温泉に入る。ここの温泉は内湯はなく、すべて外湯である。 露天風呂(2つ・混浴)、女性用露天風呂(1つ)、石の湯(混浴)、唐子の湯(男女別)となっている。 露天風呂(混浴)は2つとも、ちょうどよい湯の温度で、かすかに硫黄の臭いがする透明なお湯である。とっても気持ちよい。
石の湯は、名前のとおり、大きな石で造られた湯船で石の隙間から源泉が湧いており、お湯は露天風呂より少し温め。唐子の湯は、男女別のお風呂であるが、少し熱めだった。 女性用露天風呂は、他のお湯と異なっていて、白濁しているお湯だ。 いずれのお湯もかけ流しで、とても気持ちよいお湯だ。 17時半になり、夕食を食堂で食べる。 きりたんぽ鍋、岩魚の塩焼き、山菜の天ぷら、数の子、お漬物など、当地ならではの食材を楽しむことができた。
18時過ぎに食事を終え、部屋に戻る。このころから、激しい雨が降り始めた。 また露天に入りたかったのだが、この雨の中では・・・残念。 ※ 秘湯七ヶ条 (部屋に置いてありました) 一、 秘湯に足を踏み入れる者は、交通の不便を覚悟すべし。 一、 秘湯の天候は、変わりやすいと知るべし。 一、 秘湯に電気・テレビ文明の利器を期待することなかれ。 一、 秘湯にドンチャン騒ぎは、相応しくないと心得よ。 一、 秘湯の食事に、華美を求むことなかれ。 一、 秘湯の宿は、早寝早起きが鉄則と知るべし。 一、 秘湯の豊かで美しい自然を、破壊することなかれ。 ともまるは、昨日の残りと、きょうの分の旅行記を書き始めるが、バッテリー不足で途中でパソコンダウン。。。 どらちゃんは、すでに爆睡しており・・・夢の中。
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